旅で出会った人生を変えた言葉と食べ物
10代から一人旅をこよなく愛するような環境になってしまったら
途方もなく一人旅がやっぱり多くなるものなのでしょうか。
こんにちは。
asacoです。
わたしの人生で「旅」とくに「外国旅(海外旅行にあらず)」をすると
どうしても人生が開けるような感覚があってですね、
まあそれもそのはず、そういう出来事に遭遇するのが一人旅というもの
なのかもしれないですけどね。
毎朝その日に読む本3冊〜5冊を選ぶときに、どうしたって1冊は「紀行もの」
とおうか旅ものがはいってくる。
その土地度値を初めて股は久しぶりに尋ねるときに必ず読んでいる物語や
エッセイだったりするのだが、そういったものが1冊は入る。
娯楽?と思われるかもしれないけれど「旅する」ことが欠かせない人間にとって
「別の旅する人」の感性が研ぎ澄まされた「旅もの」の話は刺激的で実に様々な
インスパイアを引き起こしてくれるとわたしは思っているんですw
そんなこともこれからいっぱい書いて行こうかと思うのでぜひ読んでやってください。
※映画でおなじみ「かもめ食堂」(ヘルシンキ)のむっちりもっちりした生地のシナモンロール
※ざ・老舗な「エロマンガ・カフェ」(ヘルシンキ)シナモンロール。店主が地図を目をつぶって指差してそこにあった島の名前がエロマンガ島だったことからつけたという嘘のような実在するお店。割と甘さも生地もさっぱりしている。
今日のテーマはシナモンロール。
わたしはもはや小麦アレルギーが確定してしまったので、旅先でしか小麦を口にしなくなっていますが(だってやっぱり現地でしか食べれないもんはチャレンジしたいです!)
ヘルシンキの思い出といえば地ビールのほかにはこれかなあ。
どっちの店にもすごく思い出の言葉があるというか、名シーンがあるんですよね。今日はそのうちに一つを。
経営者やリーダーも思わず忘れがちな大事なことだから是非。
小林聡美さん、もたいまさこさん、片桐はいりさんというわたしの好きな馴染みやすい顔の女優がこぞって出ている「かもめ食堂」という映画を見たのは昨年ヘルシンキ行きが決定してからでしたが、シュールでいて何となくほっこりあったかいこの作品にどんどん引き込まれていったんですよね。
せっかくだからと訪れてみたときに、
かもめ食堂ではカリフォルニアバークレー大学?に留学する三人の女子大生(日本人)が店の人に突撃インタビューを試みるという場面に遭遇しました。
このときに一生懸命だったその姿に惹きつけられるようにしてわたしは角の席から様子を勝手に母親の気分で見守っていました。
日本人のオーナーさん奥にいるのに、それをしらないからか一生懸命フィンランド人ではないアルバイトの女性にインタビューをしようとしていてね。
誰が声をかけるかとかどのタイミングで聞くかとか、お金を払って何を食べるかとか(学生だからもちろん節約)一生懸命相談している姿が本当に微笑ましかったんです。
あなたは、そんな一生懸命さっていつ最後に発揮しましたか?
わたしはこのときハッとしたんですね。
手慣れていない、英語も正直にいってわたしの方が喋れるレベルだったから、
どんな風に留学生活してるんだ?日本人でまとまってないか?おい?と思うところはあったんだけど。
とにかく一生懸命にスタッフの言葉を引き出すために打ち合わせしてるの^^
その一生懸命さ、わたしいつ最後にやったかな?
わたしその一生懸命さ最近失ってないかな?
っていうことをとにかくとにかく思ったんです。
記憶に叩き込まれたのはこの言葉だった。
「私たち学生が、今後何かをしていく上でヒントになるようなお店での経験はありますか?でればわたしたちが日常で実践できるようなものでお願いできれば嬉しいです」
って最後に聞いてた。
そして女性スタッフが答えたのは
もっとスマイルの練習をすること。
自然で綺麗なスマイルで頼まれたら、
あなたの頼み事を断る人はきっといない
ああ、そうだよね〜。
一生懸命さとスマイル。
笑顔だよ笑顔!
笑顔でいられない相手と一緒にいたって仕方がないけど
自分も笑顔でいる努力をすることはとっても重要。
どれだけ相手が色々手を尽くしてくれたとしたって
笑顔でないあなたがそこにいたら、
その仕事もその企画も全てダメになっても仕方がないと思う。
なぜなら
どんなことも
どんな状況も
楽しめるかどうかは
全部あなたにしか決められないこと
だから。
学生たちのおかげでとっても大切なことを二つも教わった。
ありがとう。
ちょっと足を運んでみようと思った自分が本当に幸運だなって思える。
だから旅は一人に限る。
群れていたら、絶対に出会えなかったシチュエーションだ。
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